一戸建ては地盤が強い土地に建てる
一戸建てを建てるための土地探しでは、まず具体的な物件を探す前にハザードマップを確認します。多くの自治体で地震で発生する液状化によって一戸建てが傾いたり沈下したりする可能性がある地域をハザードマップで示しています。希望するエリアが液状化の危険があるならば、少し移動して危険性の少ないエリアで土地探しを再開します。しかし大きな地震では液状化が起こらないと予想された地域でも、発生することがあるので、仲介する業者に確認が必要です。
元々存在した建物や、昔はどんな土地であったのかなど情報を集めます。また周辺を歩いて池や沼の数などをチェックします。具体的な土地が見つかったら、敷地調査をすると良いです。一戸建てを建てる前に、スウェーデン方式サウンディング試験で地盤を調査します。
建築基準法では、土地の強度に合わせた基礎にすることが定められています。本来は土地の契約を行って着工する前に行われますが、自分で費用を出すことを条件に契約前に地盤を調べることができます。費用は10万円程度ですが、地質の状態までは詳しく分かりません。地質まで調べる場合は。
ボーリング調査があります。しかし費用が100万円以上と高額なので、現実的ではありません。住宅メーカーによっては地盤調査の結果を受けて、地盤改良や杭打ち施工を推奨しています。その中でも地盤保証を付けるメーカーでは、不同沈下などのリスクをカバーするので、地盤強化の施工がそれほど行われない一戸建てには最適です。